| 日程選び |
ご葬儀が終わられてから七日毎のお勤めがあります。
仏教では、現世(この世)から来世(あの世)に至る過程を「中陰」または「中有」といい、この期間が四十九日問であるとされています。
最終日の四十九日目は「満中陰」と呼ばれどんな故人もこの四十九日目には来世の行き着く先が定まるとされています。このため四十九日忌は、忌明けの法要として特に重要視されているのです。最近では七週目に近い週末に行われることが多いようです。
またいろいろな事情にて三十五日の五七日で執り行われるケースもあります。いずれにしても七七日を過ぎない土曜・日曜・祭日に(列席者の休日を考慮されて)日程の設定となります。お寺さまのスケジュールともご相談されて早めに日程をお決めになられた方がよいでしょう。 |
| 会場選び |
まず日程を決めるためお寺さまとご相談なされる際、併せてお勤めの場所を定めます。寺院・ご自宅・ホテル等ございますので、よくご相談ください。
お寺さまの意向があられる場合もございますのでお確かめください。
会場によっては何らかの制約(焼香ができず献花・献灯を薦められる等)がある場合もありますので、よくご確認下さい。
お勤めの後のお斎ですが(私ども法要と呼んでおります)ご自宅の場合、食事をする部屋の準備、皿、料理・飲物、etc.とあられることと思いますのでご人数が多い場合はこ近所・ご親戚のご協力をお願いいたしましょう。
ホテル等会場へ依頼される際は、まずご予定日の空き状況を確認されて、時間とおおよその人数で会場の予約を先にします。詳しい打合せは後日改めてお時間が取れるときに行えばよいでしょう。(私ともでは詳細の打合せは、遅くとも一週間前であれば大丈夫です。但しどうしてもお忙しくて、ご来館できない場合や、遠方にお住まいの方は、電話・FAX・メールにてお打ち合わせをいたしております。) |
| ご連絡ご案内 |
日程、会場がお決まりになられましたらそれらをお知らせしないといけません。列席予定者が少人数の場合は、電話連絡でもよいのですが、日時や場所が正確に伝わらないこともありますので、葉書等でお知らせした方がよいでしょう。
忌明けの際はお時間に限りがありますので早目のご準備をお薦めします。葉書であれば往復はがきをご利用になり必要事項(日時・場所・返信期日・送迎バスの有無等)を記載してお作りする必要があります。ご自身でお作りになられる方もいらっしゃいますが、ホテルやギフト店でも取り扱っていますのでお気軽にご依頼されてもよろしいかと思います。
ご案内状を早めに送付されても、どうしても返事が遅れる方が出たり、急な変更の連絡はよくあることです。何日までにご返信をいただくか、期日の設定も早めにされた方が良いでしょう。 |
| 法要まで |
ご出席の方々がある程度判られましたら準備も大詰めです。
ホテル等でなされる場合は、会場との人数や料理のお打ち合わせを進めましょう。またお返しの引物を選んだり、ご列席の方々の席次を決めたりといろいろあります。会場の担当者にはご遠慮なく、何でもお尋ねいただいた方がよいでしょう。 |
| 前日までの準備 |
当日お持ちいただくものは、ふつう遺影・位牌・過去帳等、また当日納骨される場合は、線香やお花等も必要になりますので前日までにお寺さまに確認されご準備下さい。
また、お寺さまにはお勤めの後、お斎(法宴)の席に座っていただけるのか、食事をせずにお帰りになるのか、引物の用意もありますので併せてご確認下さい。法要はどうしても土・日に集中します。お寺さまによっては、一日に何軒もお勤めをする過密なスケジュールとなっていることもあり、折詰を持ち帰ってもらうことも不要になる場合があります。 |
| 当日を迎えて |
ホテル等をご利用ならば、施主ならびにご家族の方々は遅くとも30分前には会場に入られ、ご列席いただくお客様のお迎えや、祭壇・食事会場・席札・引物なとをご確認下さい。
なお当日お持ちいただくものとして
| ●ご遺骨 |
納骨を先に済まされたりする場合を除く |
| ●お写真 |
特に決まりはありませんがご葬儀でご使用になられたものが多いです。 |
| ●ご位碑 |
白木のものと塗りのもの又は過去帳(ご宗派によって違いがありますのでご確認ください) |
| ●供 花 |
お寺さまでされる場合は必要なことが多いようです。ホテル等をご利用の場合は祭壇料のなかに含まれていると思います。 |
ご法要の手順は基本的にはお寺さまの主導です。
−、一同着席
−、導師入場
−、勤経…導師焼香に引き続きご焼香
−、法話
−、導師退場
以上一般的な進行です。
お寺さまによっては、進行が変わられたり、途中ご挨拶を入れたりする場合もあります。
※お寺さまへのお布施(金額)はよくお尋ねになりますが、正直お答えできません。いろいろ相応な額があると思います。実際のところいくらでも構わないというのは間違っていないようです。またお寺さまに相談された方もいらっしゃるようです。それも結構なことと存じます。
お渡しをする時期ですが法要前でも後でも大丈夫ですが、前述しましたように、お寺さまの事情によリ 5〜10分前に来られ、お着替えをされますので、時間に余裕のある法要の後に渡されることが多いようです。
お斎(法宴)の一般的な進行は
−、一同着席
−、施主挨拶
−、献盃
一、お食事
一、(施主)謝辞
−、終宴
以上です。
施主の最初の挨拶の後、どなたかに代表でお言葉を頂戴したりすることもあります(省く事もあります)。
献杯を依頼されるのであれば、法宴にお寺さまが列席される場合は、まずお寺さまにご依頼されるのが良いでしょう。固辞なされば他の方にご依頼する順でいいと思います。但しお寺さまによっては献杯を行わないところもこざいます。
また最初と終わりの施主挨拶は、(施主がこ高齢の場合等)施主ではなく近親者が代わりにされてもかまいません。
お時間は通常1時間半位が多いようです。中にはお時間を気にされる方もいらっしゃるので、全体の様子には注意を払わわれることも必要です。しかし久方ぷりにお会いされる方々もいらっしゃってお時間が長びく場合もあります。前もって打合せの際にその旨お伝えいただければ問題こざいません。
また、送迎パスを手配される場合は、散会ではなく、結びとして終了時間をあらかじめ会場の担当者との打合廿の中で定め、送りのパスの手配をしておいてもらうことになります。
飲酒運転による交通事故が連日のように報道される昨今、飲ませた人への罰則も厳しくなりました、ご列席いただくお客様には公共の交通機関や送迎パスのご利用をお勧めくださいますようお願い申し上げます。 |
| おわりに |
故人のいない生活が現実のものと思えない日々を送る中で、七日七日のお勤めが満中陰を迎えるまでの四十九日問は、あっという間に過ぎていくものです。
お寺さまをはじめ、いろいろな方々のお知恵と助言を受けられ皆様方が穏かなお気持ちで四十九日忌をお迎えになられますように、そして故人の来世への旅立ちが、安住の地へと導かれますことを心より祈念申し上げ結びとさせていたださます。
合掌
※以上、一般的な準備を御紹介いたしましたが、宗派等により多少の違いがあるかもしれませんので、御了承下さい。 |